
茶々舞舞の始まり
Share
原点回帰による心の癒し。
こんにちは、好栄です。私はお茶の専門家でも茶道家でもありません。しかし、お茶は、日本で育った私にとって、切っても切り離せない日常の一部です。外に出かける前にひと息落ち着かせたり、夕食の後に長い一日の疲れを癒してくれるものでした。
時は流れ、2024年のカリフォルニア。夫の開智と私は、典型的なテック系のキャリアに追われ、1日10時間+の勤務が当たり前になり、常にパソコンの画面と向き合っていました。ですが、その年に全てが止まってしまいました。夫は燃え尽きて、スタートアップの仕事を辞めました。私は家族を亡くすという辛い経験をし、私たちは前に進む力を失いかけていたのです。
癒しを求めて、私は子どもの頃の思い出を振り返りながら、以前よりもゆっくりとした時間を過ごすようになりました。さらに、私たちは安らぎを求めて、少しずつ日本文化の探求を始めました。食や芸術を中心に関心を持ったものの一つが茶道です。
私も開智も日本の地方で育ちました。驚くことに、私たちが育った日本の小さな町で経験した日本文化ー素朴さ、優しさ、謙虚さ、そしてあらゆるものへの敬意・感謝ーが、茶道の作法の一つひとつに詰まっていました。
子どもの頃なんとなく触れていた日本文化を大人になって改めて知り、何か忘れかけていたものを取り戻した気がして、日本の魅力を周りと共有したい気持ちが高まりました。
この体験から生まれたのが「茶々舞舞」です。茶々舞舞は、日常の中で心を整え、自分にとって本当に大切なものと再び繋がるためのシンプルな手段です。茶々舞舞が、皆さんの日常にもやさしい時間をもたらしますように。
創設者・好栄&開智
(今年は長野に行ってきました)